2009年6月2日火曜日

09 第7回

課題2:動くおもちゃのしくみ(その1)

プロジェクがトスタート!
今回の課題は「動くおもちゃのしくみを科学的視点から説明する」です。

今回はチームでの活動で結果を出す!

前回の個別課題との違いは、大きく二点。
◎科学的視点から:専門家も納得の表現、博物館での展示を想定して
◎説明する:模型で、インフォグラフィックスで、DIGで。解りやすく、簡潔に、しかも魅力的に、かっこよく(かわいく)
想定するオーディエンスは一般の人々(中学生以上)。大人が納得、観て喜ぶ表現を目指してくださいね。

今日はオリエンテーションとテーマ設定、資料調査が主たるミッションでした。

個人作品ver.2.0

前回からの宿題は、個人作品のバージョンアップ、でした。今回も壁に貼って、全員で共有。

時間配分の都合上、横溝先生と原田でチェック、学生たちが企画会議をしている間に付箋を使ってアドバイスのコメントを貼っていきました。



こんな感じで、それぞれちょっとずつ進化していました。・・・が、原田としてはこれでは物足りない。


どこをどうして欲しかったか、わかりますか?
・各要素の向きには意味がある(前回、実験までして説明したよね。無意識に向きを決めてはいけない。メンタルモデル、マッピング)
・そろえるべき部分は徹底してそろえる(微妙に大きさが違う、というのが最も見る人を混乱させる)
・意味のまとまりは明示的にグループ化する(錯視などの視覚の現象性を活用せよ)
覚えていますか?
・要素の数は最善ですか?(分解写真的な表現、何コマ用意すれば最適な説明量になるでしょうか?)
・一番重要な部分が、一番目立つようになっていますか?(視線の誘導、配色。自己満足になってるんじゃない?)
無意識に並べてしまうのが一番ダメな表現です。

先週、人気があった作品はなぜかトーンダウン、前回から格段に質のあがった作品もあり、どうなっているのやら(汗)。
表現に「ここまで」という限度はないのです。まだやってよい、と言われたら(言われなくても)これでもかというくらい、手を動かしてほしいのだがなぁ。

教科書:入門Webデザイン

今日やっと、この授業で使う教科書を配布できました。

最近はデザインに関する書籍も色々あるので、それらにリンクするハブとして、またデザインの「ことば」を使えるようになるための入門書として活用してほしいと思っています。
また、マルチメディア検定もぜひ受検してみてくださいね。履歴書に書くネタが増えますヨ。
書籍・検定に関する詳細はこちら
CG-ARTS協会:http://www.cgarts.or.jp/

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