図表現の基礎いよいよ今日からプロジェクトスタートです。
とはいえ、まず前提となる「図」表現についての意識を高めるために、まずは「絵を描く」練習から始めました。
本日のメニューは以下の流れでした。
・事務連絡(Flash WSについて、次週の博物館見学について)
・線を描く、対象を観察して描く
・図表現の基礎
・図で描く
表現活動とレクチャを交えて、つまり「知」と「技」をできるだけセットで伝えられるように、また学生たちの集中力を3時間持続させるために、毎週の授業の準備も苦労が絶えません。
線を描く、観察して描く普段、学生たちがスケッチを描く時に大学ノートなどに覆いかぶさってシャープペンやボールペンでチマチマちょろっと描いていることが、凄く気になっています。表現者としての心構えがなっとらん!!
モノの見かたも画一的で、観ている格好はしていても、実際はステレオタイプ的に表面をなぞっているだけ、というのが残念でなりません。


素早く丁寧に、リズム感を持って。


シルエットや透視など、カタチをとらえるための視点や技法を持とう


最もそのモノの特徴を表しているのはどのアングル?
マーカーを使って、他の人にも解るくらいに大胆に、大きく描く。ぜひ今後も続けていただきたい。
図表現の基礎ポイントをまとめると以下のようになります。
・思考操作のための表現と伝達のための表現は違う
・図=文字 × 絵
・理解のプロセスは[データ]→[情報]→[知識]→[知恵]
・データを組織化する方法はLATCH+I
・「図」表現の基本は7(箇条書き、表、グラフ、チャート、イラスト、地図、スコア)
それぞれ自分で説明できますか?
図で描く今日、最後のミッションはこれだ。図表現の解説をふまえて、実際に説明を図で表現してみます。

まず、説明を文章で書いてみる。
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友達に聞いてもらい、うまく伝わるか確かめる。
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説明文で使っていることば(用語)を図解で示す。




説明の流れをチャートで表す。
次回(第3週)に、この表現をみんなで共有します。
来週は「国立科学博物館」見学。楽しもう。
http://www.kahaku.go.jp/
(原田)